2010年12月23日

ホリエモンと私

ホリエモンの著書を2冊読みました。


別にホリエモンに対する思い入れは無いし、好きでも嫌いでもないんですが、ツイッターでホリエモンをフォローしていることもあり、やたら書評が目に飛び込んでくるので気になっていました。

あと、自分の心に何か引っかかるものがあったと思います。

全面的には肯定できないけど、ホリエモン轢かれる引かれる何かが。

いろいろ読んでいた本が一段落したのでまとめてiPhoneから購入し、一気に読みましたので私なりの感想をまとめてみます。

まず、「拝金」

これはいわゆるダイブドアライブドア事件をモチーフにした小説なのですが、一言で言うと「リアリティがあって面白い!」です。
もしろん小説だからフィクションなのですが、さすが渦中の中心にいた人物だけあって、そのストーリーには「どこまでフィクションなのか?」とドキュメントを読んでいるような錯覚に陥ります。

ホリエモンの好き嫌いは別にしても、社会を騒がせたあの事件は「ひょっとしたらこんなストーリーだったのかも?」と楽しめるので読んで損はないと思います。

次に「君がオヤジになる前に」

これははっきり言って間違っちゃいました。
小説かと思っていたら、どちらかといえば自己啓発本に近い本でした。

ホリエモンの人生観、価値観などをいろんな世代(特に20~40代に向けて発したメッセージ集みたいな本です。

共感できる部分、できない部分入り混じっていて、腹の立つ記述もありました。

ただ、この本を読んでいくと、ホリエモンという人間の人となりが見えてきます。

ホリエモンは普通の人だということが見えてきます。

ホリエモンは普通の悩める38歳です。

20代の若者がホリエモンに引き付けられる理由がわかるなぁ。

自分がホリエモンに引き付けられる理由も分かりました。

それは「似ている」ところがあるから。

世の中の出来事をクレバーに捉えている点がまさにそう。

そんな彼が誰彼かまわずに自分の意見をテレビの前でしゃべっているのを見て「批判」じゃなくて「嫉妬」していたんですね。

つまり、「俺も公の場で言いたい!」と。

この本の中でホリエモンは「自分はネガティブだ」と言い切っています。

確かにネガティブ。

しかしそれは異性、恋愛、家族、仲間、人間関係に対してのみで、ビジネス、お金に対してはものすごくポジティブであることが分かりました。

とにかく超バランスの悪い人ですよ。

ビジネスというかやりたいこと以外のことには一切配慮しませんからね。

私もひねくれたところがあると自覚していますが、ホリエモンのそれはレベルが違いますね。

相当ひねくれてる。

でも、彼の中には筋の通った「原則」がある。

良くも悪くもブレない。

まあ、本の中身はともかく、ホリエモンの人となりを知りたい方にオススメの本です。

2冊とも、軽く読めます。

さて、昨日の食生活と体脂肪計の結果です。

朝食7:00:トースト、りんご、コーヒー
昼食12:00:煮込みハンバーグ定食


夕食21:00:焼きそば、サラダ(ブロッコリー)、ビール1本(144)、焼酎水割り1杯

体重:63.8kg
基礎代謝:1540kcal
筋肉率:35.0%
体脂肪率:14.3%
BMI:22.6
内臓脂肪レベル:7
体年齢:35歳

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コメント[2]

私も2冊とも読みました。感想は同じ感じですが、それとは別に、これだけのものが書けて、かつ最近は他にもたくさん書いていて、ミュージカルにも出ていて、宇宙開発もやっていて・・・多彩な人だなと思いますね。あれだけ言いたいことを人に構わず言えるというのもすごい才能だと思います。みんなそういうふうに突き抜けたいという願望が心の底にあるから突き抜けてる彼に惹かれるんじゃないですかね。

あくあさん>そうですね。良くも悪くも全て引き寄せてますよ彼は。彼が自分以外の人にポジティブになる時が来ればものすごいパワーを発揮すると思います。

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