5年振りです
5年ぶりの免許更新なんですが、その非効率さと疑問の多い手続きややり取りに、心の中でツッコミまくっている自分がいたのでその一部始終を簡単にまとめてみました。
受付は8:30から。
例によって8:00くらいには到着して、窓口付近でうろうろしていたら、
警「何か御用ですか?」
何って免許証更新の窓口の前にいるんだから他に何かある?
私「免許の更新です」
警「はがきはお持ちですか?」
私「いえ持っていません」
川崎から横浜へ引っ越してから住所変更をしていなかったのではがきは来なかったんです。
警「ではコンピューターは8:30からしか使えないので座っておまちください」
さすがお役所仕事!
8:30少し前になり、
警「先ほどのはがきの無い方...免許証を貸してください」
はがきの無い人は更新の区分を照会してもらう必要があるらしい。
今回は久しぶりにゴールドカードに復活のはずだ。
警「免許証を持って外の交通安全協会に行って収入印紙などを購入してください」
いつも思うことだが、収入印紙の購入だけならわざわざ交通安全協会じゃなくても自動販売機でいいだろうと思う。
免許証の裏には手書きで「金」と書かれていた...これがゴールドカードへの更新を表す暗号なのか?
雨が降る中、警察署を出てすぐにある交通安全協会の建物へ向かう。
窓口で免許証を出すと、
交「交通安全協会には入ってますか?」
私「入ってません」
私は交通安全協会が昔から嫌いです。
昔は勧誘がしつこく、さらに入会しないと更新通知が届かないという半ば脅迫めいた状況だったことからすれば今は少しはマシになっていますが未だにアレルギーがあります。
そもそも天下り役人の為に払うお金など持ち合わせてないんじゃボケ!と心の中で叫んどきました。
交「写真はありますか?」
写真を切ってくれるのかと思い、写真を見せると受けとうろともせず、収入印紙を渡され代金を払う。
単に持ってなかったら写真代もせしめようとしてたってことね。
最後にお約束の冊子を渡される。
交「警察署の窓口のそばにある端末に行って手続きをしてください」
言われるがままに再び警察署に戻り端末で申し込み手続きをします。
更新手続きのボタンを押して最初に免許書を端末挿入。
今回からICチップ付きの免許証になるらしく、なにやら8桁のパスワードを要求されるので入力。
それにしても数字8桁って随時セキュリティーレベルを高くしてるんだなぁ。
入力が完了すると免許証がコピーされた申し込み用紙が印刷されてきた。
あともう一枚紙が...ん?
さっき入力したパスワードが印刷された紙が出てきてるじゃありませんか!?
紙には「免許証と一緒に保管しないでください」と書いてある...オイオイそれ以前にパスワードを印刷すんなよ。
正直ビックリしましたよ。
免許証のパスワードということで自分の中ではセキュリティレベルの高いパスワードを使ったわけですよ。
それがまさか紙に印刷されて出てくるなんて思っていませんでした。
自分でも紙に書くことがほとんどないパスワードなのに。
しかも、手続き途中に何のために必要なパスワードなのかの説明はないし。
こんなことなら12345678とか適当なパスワードにしとけばよかった。
もちろん、気持ち悪いからその紙は後で廃棄しましたよ。
なんだかこのシステム怖いよ〜!
システムへの疑問を感じつつもこんなところでクレームつけてもここは警察署。
当然そんなクレームを言ったところでどうにもならないと瞬時に理解した私は次の手続きへ進みます。
申し込み用紙に必要事項を記入して窓口に持っていくと
警「写真は?」
写真を渡す
警「ここに印紙を貼ってください」
印紙を貼って再び窓口に行くと
警「じゃ写真を貼ってください」
と言ってスピード写真の台紙から切り取られた写真を渡された...。
えっ?写真をわざわざ切り取ってくれたの?
そこまでやるんだったら貼ってくれればいいのに...。
というか税金から給料もらってんだから写真なんか切ってんじゃねえよ!
という突っ込みは心の中にそっとしまい、写真を貼って再び窓口へ。
警「新しい免許証の受け取りはどうしますか?」
私「取りに来ます」
免許証の受け取りには2通りあって、受け取りか郵送のどちらか。
郵送の場合は交通安全協会で郵送の手続きが必要とのこと。
送料900円!
もちろん、天下り役人に払うお金は持ち合わせていないからなのですが、それ以前に郵送なのにこの900円という金額の意味が全く分かりません。
なんで市内に書留で送るのに900円もかかるんだろう?
日本郵政に丸投げすれば安くやってくれるだろうに。
私は意地でも取りに来ますよ!
警「ではそちらでビデオを見ててください」
30分の優良運転者講習用ビデオには片山右京が出ていた。
前回の一般運転者向けのビデオでは事故を起こすと大変だよ〜ってのをリアルに伝えるために大物俳優を使った手の込んだドラマだったのに比べると優良運転者向けはかなりライトな内容になっている。
優良運転者は重大事故を起こさないという前提なんですね。
あっという間の30分が過ぎるとすぐに名前が呼ばれる。
警「3月27日以降に受け取りに来てください」
ということで無事に更新手続きが完了。
正味30分弱でしたが、もっと業務を効率よくやれば5分もあれば完了するはずの内容です。
講習ビデオを含め1時間弱でしたが行政の無駄や政治の力を肌で感じた1時間でした。
私が政治家になったら、まずこの無駄をなんとかせねば。
あれ?毎回そんなこと思っているような気がする。(笑)