私がAKBに惹かれる理由

まず、断っておきますと、私はAKBについての知識は素人同然です。
未だにメンバーの名前を5人くらいしか言えない(^_^;)

そんな私ですが、そんなAKBがとても気になります。

単に「若い女の子」(もちろんそれも好きですがw)というだけではない、何か惹きつけられるものを感じています。

それはなんなのか?

今さらながらファンとなりつつあるAKBについて、なぜ自分がAKBに惹きつけられているのか自己分析してみました。

きっかけは、NHKで放送された西武ドームでのライブの放送を見た事です。

まず驚いたのが人数。

AKBにはAKB48の他にNMB48やSKE48など様々な グループがいて、ライブに参加しているのは総勢150名とか。
ステージ上に大集合すると、もう誰が誰やら全くわかりませんが、その人数に圧倒されます。

そしてライブで歌った曲数。
映像の冒頭、曲目がスクロールするのを見て驚きました。

何と60曲以上!

何時間のライブなのか知りませんが、1曲3分としても180分以上かかりますからね。
ちなみに放送は楽屋とかの映像が編集されてましたがほぼ歌っているシーンばかりで3時間でした。
ライブコンサート って、そんな長いもんなんでしたっけ?

ライブを見ている途中で気がついたんですが、AKBの歌の詞は全てプロデューサーの秋元康が書いてるんですよ。
これは後で知ったことですが、秋元康はAKB関連でなんと600曲以上書いてるらしいです。
詩を書くだけでもすごいのに、シングルになる歌は1000曲デモテープを聴くとか。
1000曲って…1曲3分とすると…って計算するのもバカバカしくなるくらいの時間をかけているわけです。
秋元康すご過ぎ!

圧巻は、その歌を歌う彼女たちのパフォーマンス。
オープニングから間髪を入れず、次々と曲が流れ、次々とメンバーが入れ替わり、ずーっと歌って踊り続けてるんですよ。
しかもこのライブが開催されたのは真夏。
西武ドームは屋根があるとはいえ屋外のステージです。
みんな汗びっしょりです。
しかしとっても楽しそうなんですよ。
当然交代交代で歌っているんですけど、ラストの10曲くらいはシングル曲が続いていたためメインのメンバーは出ずっぱりです。
歌唱力や踊りの完成度はともかく、あんなに一生懸命 踊る彼女達を見ていて、うっかり感動すら覚えました。

このライブを見て完全にやられちゃいましたね。

その後、気になってNHKで放送されたドキュメンタリーもみてしまいました。

わかった事は、彼女達は、きちんと挨拶ができる、感謝ができる、謝罪ができる、話す聞くコミュニケーションができる、とても素直で誠実で常識的な女の子達だという事。

素直で明るい女の子達が一生懸命パフォーマンスをする姿は万人に受け入れられるはずだと 秋元康は考えたんでしょう。

そして実際に多くの人に勇気と希望を与えている。

私が惹きつけられたのはまさにここだと思います。

アイドルと言うと、その存在自体が象徴として捉えられがちですが、変な話、AKBのメンバーは誰だって構わないんじゃないかと思います。

一定の基準を超えた選抜メンバーなら誰でも。

極端な話、あの素直さ、パフォーマンスができるなら平均30代のメンバーでも成り立つんじゃないかとさえ思います。

とかくCDの販売方法を捉えて「AKB商法」とか揶揄されてますが、そんな一部だけを捉えた言葉ではなく、人材の育成、マネージメント、メデイアのコントロール、販売までをトータルでコントロールする「AKBシステム」と呼ぶべきでしょう。

どうすればお客様が喜ぶのか?

何か特別な技能ではなく、真摯に一生懸命取り組めばできるんだという事を彼女達は伝えているのかもしれません。

ちょっと熱く語ってしまいましたが、若干42歳のオジサンの感想です。

なお、ここで書いた内容は、うろ覚えの記憶と 主観、そして拙い文章で、誤解を生む点もあるかと思いますが、大目にみてください。

最後に、
秋元康からAKBの「非選抜メンバー」に宛てたメッセージというのが良かったので紹介したいと思います。

メッセージの中で秋元康氏は、
成功するためには「運」だと言い切っています。
成功するために努力は最低条件。
そして「チャンスの入り口」を見つけて欲しいと。
※全文は以下のリンクから参照してください。
http://attrip.jp/34573

最近の若い人(というとオヤジくさいけど)はこのメッセージを理解できるでしょうか?
逆に言えば、このメッセージを理解できる人しかAKBの選抜メンバーにはなれないということです。

ビジネスにおいても同じですよね。

そんな事を気付かせてくれたAKBに今後も注目したいと思います(*^_^*)

 

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