情報を階層化しない美学

iphoneのアドレス帳、フォトアルバム(カメラロール)、EVERNOTEのノートなど、いずれも初めて使った時に、同じ不満を感じました。

「なんでフォルダとかでグループ分けできないんだろう」って。

ものすごく使いにくいと思ったし、データが増えてくるとごちゃごちゃして分かりにくくなると感じたからです。

しかし、半年以上経った今では「別にいいや」と感じるようになりました。

確かに階層化されていない事で探しにくいんですが、慣れてくると、時間やタグ、キーワードによる検索などで事足りるようになりました。

階層化できる事は「当たり前」だと思っていたんですが、当たり前ではなく「必要ではないもの」だったんです。

そう言えばマインドマップの本には、物事を階層化して記憶をする事は、脳にとっては非常に記憶しにくいと言った様な事を書いてありました。

EVERNOTEなどが安易に階層化する機能を実装しないのはそう言った事と関係あるんじゃないかと思える様になりました。

でも、実際にこれ以外の選択肢が無い状況におかれないとワザワザ選択しないし、もし階層化出来る機能があるならきっと使っちゃうだろうなぁ。

長年の習慣なので仕方ないですよね。

でも「階層化しない」という事は何かとても根本的で重要な事のような気がしているのでこれからも特に意識したいと思っています。

カテゴリー: ブログ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です